蓄電池はいらないは本当?売電単価と買電単価から考えるリアルな結論

「蓄電池はいらない」
太陽光発電を検討すると、よくそんな意見を目にします

実際、価格が高かったり、本当に元が取れるのか不安に感じる人も多いと思います

この記事では、太陽光と蓄電池を1年間使った立場から、蓄電池は本当に必要なのかをメリット・デメリット含めて正直に書いていきます

目次

蓄電池はいらないと言われる理由

初期費用が高い

蓄電池はいらないと言われる一番の理由は、やはり初期費用の高さだと思います

蓄電池は本体価格に加えて設置工事費もかかるため、太陽光発電と同時に導入すると想像していたよりも金額が大きく感じる人も多いはずです

実際、「電気代が安くなるなら…」と考えても、この初期費用を見て導入をためらう気持ちはごく自然だと思います

元が取れないといわれがち

蓄電池について調べると、「結局、元が取れない」という意見をよく目にします

初期費用に対して、電気代の削減額や売電収入を単純に計算すると、回収までにかなりの年数がかかるケースもあります

特に、金額だけで判断すると、蓄電池はコスパが悪い設備だと感じられやすく、
「そこまでして入れる必要はないのでは?」
と思われるのも無理はないと思います

売電収入が期待できると思われている

蓄電池がいらないと言われる背景には、
「太陽光発電があれば売電収入で元が取れる」
というイメージが残っていることもあると思います

実際、以前は売電単価が高く、発電した電気を売ることでメリットを感じやすい時代もありました

そのため、「売れるなら蓄電池はいらないのでは?」
と考える人がいるのも自然な流れだと思います

停電は滅多に起きないという考え

蓄電池のメリットとしてよく挙げられるのが停電対策ですが、
「そもそも停電は滅多に起きない」
と感じている人も多いと思います

実際、日常生活の中で長時間の停電を経験する機会は多くなく、非常用電源として考えると蓄電池は過剰に感じられることもあります

そのため、停電対策だけを目的にすると、蓄電池はいらないと判断されやすいのも無理はないと思います

売電単価と買電単価の差が一番の分かれ目

蓄電池はいらないと言われる理由を一通り見てきましたが、実際に1年間使ってみて、自分の中では考え方が大きく変わりました

理由はとてもシンプルで、
売電単価よりも買電単価の方が高いと感じるようになったからで

発電した電気を売るよりも、自分の家で使った方が無駄がない
そう感じる場面が増え、結果として蓄電池があってよかったと思うようになりました

売電単価は年々下がっている

太陽光発電といえば売電収入というイメージがありますが、売電単価は年々下がってきています

そのため、発電した電気を売って得をするというよりも、
「思ったほど収入にならない」と感じる場面が増えてきました

売電を前提に考えると、以前ほどのメリットを感じにくくなっているのが正直な印象です

買電単価は普通に上がっている

一方で、電力会社から購入する電気の単価は、以前よりも高くなっています

実際、毎月の電気代を見ていると、使う量が同じでも請求額が増えていることがあり、電気を買うこと自体の負担が大きくなってきました

この変化は、蓄電池の必要性を考えるうえで無視できないポイントだと思います

「売るより使う」方が合理的だと感じた理由

売電単価が下がり、買電単価が上がっている今の状況では、発電した電気を売るよりも、自分の家で使った方が無駄がないと感じるようになりました

実際に使ってみると、夜に電気を買わずに済むことの安心感は大きく、電気代に対するストレスも減りました

この点が、蓄電池を導入してよかったと感じている一番の理由です

正直、容量はもう少し大きくてもよかった

売電に回ってしまう電気がもったいなく感じた

蓄電池を1年間使ってみて感じたのは、容量についてはもう少し大きくてもよかったかもしれない、という点です

昼間に発電した電気の一部が売電に回っているのを見ると、
「これを貯めて夜に使えたら、もっと無駄がなかったのに」
と感じることがありました。

実際に使ってみないと分からない部分ですが、自家消費を重視する場合は、容量に余裕を持たせておくのも一つの考え方だと思います

夜の電力消費は思ったより多かった

蓄電池を使い始めて感じたのは、夜の電力消費が想像していたよりも多かったという点です

照明や家電、給湯など、夜間に使う電気は意外と多く、思っていた以上に蓄電池の残量が減ることがありました

そのため、もう少し容量に余裕があれば、夜の時間帯をより安心して過ごせたかもしれないと感じています

それでも蓄電池がいらない人の特徴

ここまで蓄電池を使ってよかった点を書いてきましたが、正直に言うと、すべての家庭に蓄電池が必要だとは思っていません

生活スタイルや考え方によっては、蓄電池を入れなくても問題ないケースもあると感じています

夜の電力使用が少ない人

昼間に家を空けることが多い家庭でも、夜にある程度電気を使う場合は、蓄電池のメリットを感じやすいと思います

一方で、夜間の電力使用も少なく、電気代自体があまりかかっていない場合は、蓄電池の恩恵を感じにくいかもしれません

発電した電気を貯めても使い切れない場合は、蓄電池は必須ではないと感じる人もいると思います

売電収入を重視したい人

発電した電気をできるだけ売って、売電収入を得たいと考えている場合も、蓄電池は必須ではないと思います

売電を優先するスタイルであれば、蓄電池に回すよりも、そのまま売電した方が納得できるケースもあります

まとめ|蓄電池は全員に必要ではないが、条件次第で価値は大きい

蓄電池は、すべての家庭に必ず必要な設備ではないと思います
初期費用が高く、回収までに時間がかかるため、生活スタイルによっては合わないケースもあります

ただ、実際に1年間使ってみて感じたのは、売電単価より買電単価の方が高い今の状況では、発電した電気を自家消費できる価値は想像以上に大きいということでした

売電してしまう電気がもったいなく感じたり、夜の電力使用をできるだけ買電に頼らずに済ませたいと考える人にとっては、蓄電池は十分に検討する価値のある設備だと思います

蓄電池が必要かどうかは、「元が取れるか」だけでなく、自分の生活スタイルに合っているかどうかで判断するのが大切だと感じました


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この記事を書いた人

2024年3月に太陽光と蓄電池を導入
実際に使っている感想や削減効果、導入時の注意点を実体験をもとにまとめています

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